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コロナ禍の半年を振り返る!フルリモートのチーム運営で気が付いたPMのあり方②

2020年9月29日

コロナ禍になり半年が過ぎ去りました。このコロナは日本だけではなく世界中で働き方への変革を迫っています。世界中の PMがオンライン上でのプロジェクト管理の課題に直面していることと思います。そこで、今回はWrikeが最も導入されているアメリカのPMはどのような課題に直面し、どのようにその課題を解決しているのかを調べてみました。アメリカのPMが直面した課題や解決策を調べてみましたので、それをシェアしていきたいと思います。

#1:世界共通のマネジメント!1on1の時間を大切にする

オフィスで当たり前のように顔をあわせ、今ちょっといい?と堅苦しくない形で1on1の状態を作ったり、サラリーマン界隈ではまだまだ多くある「タバコよもやま=タバコ吸いながらちょっとお話しする」など、オフラインで同じオフィスにいればできたことですが、完全にオンライン上に移動した今、1on1を行う時間を見つけることは不可能のように感じるかもしれません。

しかし、世界でもこの1on1の時間をなんとか取るようにすれば、プロジェクトの進行にあたり、見返りは非常に大きくなる可能性があると考えられているようです。

オンラインになっても、できる限りチャットや電話で声をかけ、プロジェクトメンバーとスケジュールを設定しているようです。

世界の優秀なPMは、リモートチームを運営する場合は、1on1の場でプロジェクトでの最終的な目標を設定し、達成をすれば祝福をし、フィードバックを交換し、チームが成功しているかどうかをヒアリングしていきます。1on1の頻度が低い、若しくは、定期的にスキップされると、リモートチームは信頼関係や信頼関係を構築したり、有意義な進歩を遂げて説明責任を果たすことがほぼ不可能になると考えられています。

#2:オンラインだからと、会議ばかり設定してしまわないようにする

フルリモートのチームがプロジェクトとして一体感を得るには、PMは、オフライン上でのPMより、多くの労力と時間が必要だと考えてしまいます。そうしなければ、リアルに顔を合わせていた際に、オフィスで行われていた多くのやり取りは、オンライン上でのチームでは行われなくなってしまうと恐るからです。

プロジェクトマネージャーがオンラインのリモートチームで最も気をつけつけなければいけないことは、プロジェクトチーム全体のつながりやチームの一体感を促進できないことによって、メンバー間において、プロジェクトチームの情報の不平等がある状態にしてしまうことです。

しかし、だからといって、チームでコミュニケーションを取らねばと思うがあまり、やたらめったら会議を設定すると、それも失敗すると考えられているようです。

オフィスで有効だったコミュニケーションの場=会議がフルリモートの世界でも有効とは限りません。特に、常にフルリモートで作業している今、プロジェクトメンバーはオンラインでのコミュニケーションに疲弊している可能性も考えなければいけません。今カレンダー上に設定されている、どの会議が絶対に必要かを再度見直し、本当に必要なもの以外は、例えば、SlackやWrikeのような多数のコラボレーションツールを利用したコミュニケーションに柔軟に変更を考えることが求められます。

まとめ

このコロナ禍になり、多くのPM(プロジェクトマネージャー)とプロジェクトの運営方法や、オンライン上でのマネジメントに関して、意見交換してきましたが、世界各国のPM向け記事をチェックして、世界のトレンドを抑えることも大切ですね。グローバルな視点と、今目の前にいるメンバーの特性を踏まえ、自分のやり方や、今のプロジェクトチームに最もフィットしたPMのあり方を追求していきたいですね。

コロナ禍で必須スキルとなったオンライン上でのPM(プロジェクトマネージャー)の在り方について、今後も引き続き発信していきますのでお楽しみに♪